@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000098, author = {Matsuyama, Kumi and 松山, 久美 and 服部, 律子 and Hattori, Ritsuko}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {不妊治療後の初産婦を対象とした妊娠期の母親役割獲得を促す集団における支援プログラムを開発・実施し、支援プログラムの効果を明らかにすることで、母親役割獲得に向けた妊娠期の支援プログラムの意義や支援方法を検討することを目的とした。  筆者らの先行研究により明らかになった、不妊治療後の妊婦の母親役割獲得に向けた妊娠期に必要とされる支援内容である、(1)正常な妊娠経過を維持できるよう支援する、(2)不妊治療後の妊娠であることに関する特別な思いを受けとめる、(3)妊娠の受けとめ方を確認し、妊婦としての自己形成を促す、(4)妊婦仲間が作れるような関わりをする、(5)児や育児に関心を持ち、母親になる心身の準備を促す、の5つを基盤とし、「不妊治療後の初産婦への母親役割獲得に向けた集団での支援プログラム」を考案し、不妊治療に力を入れているA診療所にて実施した。支援プログラムは、妊娠期3回であり、妊娠についての思いの整理と共有、胎児とのコミュニケーション、理想の出産に向けてできることを考えるなどの内容であり、演習やグループワークの手法を用いて実施した。評価として各回終了後に質問紙調査、不妊治療後に妊娠し支援プログラムに参加した初産婦と助産師に面接調査を実施した。  不妊治療後に妊娠し支援プログラムに3回通して参加した初産婦11名から【妊婦友だちとの関わりで肯定的な影響を受けた】【児や育児への現実的な想像ができた】【不妊体験を思い出し語れた】などの評価を得た。  不妊治療後の初産婦にとって、妊婦同士の交流を促す支援、妊婦同士で思いの共有を促す支援、児や育児への現実的な想像を促す支援は重要であり、五感への働きかけ、自ら参加するプログラム内容という支援プログラムの提供方法は、効果的であると考えられた。}, pages = {3--15}, title = {不妊治療後の初産婦への母親役割獲得に向けた妊娠期からの支援プログラムの実践}, volume = {17}, year = {2017}, yomi = {マツヤマ, クミ and ハットリ, リツコ} }