@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000718, author = {Saito, Yurika and 齋藤, 由里佳 and Okanaga, Mayumi and 岡永, 真由美}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {助産師外来において、ハイリスク妊産褥婦に対して妊娠期から産後1か月までに行う育児支援の方法を考案し効果的な育児支援のあり方について検討することを目的とした。  褥婦と助産師への質問紙調査をもとにハイリスク妊産褥婦の育児支援上の課題を抽出しカテゴリー分類した。ハイリスク妊産褥婦の妊娠中の不安は【胎児の障がいのリスクが心配だった】【流産・死産への恐怖があった】であった。助産師が課題に感じていることは【ハイリスク妊婦の増加】【家族関係の変化や家族の考え方の違いにより育児が困難になる】【育児の支援者の不足が予想される】【授乳などの育児の実際や新生児に対するイメージが乏しい】であった。この結果から助産師と育児支援検討会を開催し育児支援プログラムを考案し実施した。育児支援プログラムは、妊娠期3回と産後1回の4回で構成し助産師外来で実施した。妊婦はHAPPY MATERNITY BOOKを毎回持参し妊娠時期ごとに育児シミュレーションやバースプランなどを表現することに役立てた。  育児支援プログラムを受けた妊婦は、【助産師の関わりの姿勢に安心した】【産後の育児へ向けた準備ができた】と感じており、助産師の共感的な関わりに心強さを感じていた。また、妊娠のイメージを育児イメージへシフトしていく支援によって産後の生活のイメージ化に繋がり、産後の育児不安軽減に繋がったことが明らかになった。また、助産師は【プログラムが妊婦と家族が育児について話し合う機会となった】【妊娠中から顔見知りになることのメリットを感じた】と感じており、【妊婦の思いに寄り添い、ニーズをとらえたケアができた】【妊娠期から育児への準備ができ不安の軽減につながった】と育児支援プログラムの効果を感じていた。そして、助産師と協働した育児支援プログラム開発により、助産師が妊娠期から行う育児支援に対して積極的に関わることで助産実践のやりがいやモチベーションの向上に繋がった。}, pages = {63--74}, title = {助産師外来におけるハイリスク妊産褥婦に対する妊娠期から行う育児支援の検討}, volume = {23}, year = {2023}, yomi = {サイトウ, ユリカ and オカナガ, マユミ} }