@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000676, author = {Yuzawa, Miyuki and 湯澤, 美由紀 and 服部, 律子 and Hattori, Ritsuko}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は、筆頭筆者が先行研究(湯澤ら, 2020) で作成した、看護師が普段の児について家族と話し合い共にアセスメントをするガイドラインを実施し、効果を明らかにすることで、急性期における重症心身障がい児・者に対する看護のあり方を検討することを目的とした。  入院してきた重症心身障がい児・者とその家族にガイドラインを活用した看護を実施した。評価のために、病棟看護師に質問紙調査を行い、重症心身障がい児・者の家族と担当した看護師に対しガイドラインを使用しての感想について意見を聞き取った。  ガイドラインは3 ~ 33 歳の10 名に実施し、看護師と家族が一緒にカンファレンスを行った。看護師への質問紙調査からは、ガイドラインを使用して変化したこととして、「重症心身障がい児・者の普段の様子(生活) がわかるようになった」、「ご家族と、お子さんのアセスメント・ケアについて話し合う機会が増えた」等の意見があった。看護師への聞き取り調査からは、ガイドラインを使用しての変化・効果として、【家族やペアと一緒にアセスメントができた】、【普段の児を知ることでアセスメントやケアに繋げることができた】、【退院後の生活に対する視野が広がった】等の14 カテゴリーに整理された。重症心身障がい児・者の家族からは、ガイドライン導入による看護師の変化と効果について、【児の情報収集・援助にツールが役立っていた】、【家族と看護師が児の状態について情報共有できる】等の7 カテゴリーに整理された。  以上の結果より、ガイドラインの活用はより児に合った適切なアセスメント・ケアが可能となり、退院後の生活を踏まえた援助に繋がることが明らかとなった。急性期における重症心身障がい児・者の看護のあり方としては、①家族と一緒に児について話し合うこと、②普段の児の様子や生活を重視した看護援助、③家族を含めたチーム医療を行うことの3 点が重要であると考えた。}, pages = {39--50}, title = {家族と一緒に行う重症心身障がい児・者のアセスメントに用いるガイドラインの開発(第2報)}, volume = {22}, year = {2022}, yomi = {ユザワ, ミユキ and ハットリ, リツコ} }