@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000602, author = {藤澤, まこと and Fujisawa, Makoto and Watanabe, Kiyomi and 渡邊, 清美 and Okumura, Minako and 奥村, 美奈子 and Asai, Eri and 浅井, 恵理 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子 and Masui, Noriko and 増井, 法子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {X訪問看護ステーションの訪問看護師と看護大学教員が協働で省察的な事例検討を行い、2 事例のがん患者の在宅ターミナルケアを可視化し、がん患者の意向に沿った在宅ターミナルケアについて検討することを目的とした。  事例検討では、A氏、B氏を選定して在宅ターミナルケアの内容を省察し、検討内容は逐語録を作成し言語化した。逐語録の内容を意味内容ごとに分けて要約して、帰納的に分類した。そして2 事例の検討内容を統合し、さらに帰納的に分類した。  A氏の事例検討で検討された在宅ターミナルケアは[ 疼痛が強くなり疼痛コントロールの対応をした] 等の29 に分類された。B氏の事例検討で検討された在宅ターミナルケアは[本人のペースに合わせて何時間も見守りながら関わった]等の23 に分類された。2 事例の統合により本人の意向に沿った在宅ターミナルケアとして【病状の変化に伴い自身・家族に対する思いが変化していた】【生活信条・思いが尊重されることを嬉しく思っていた】【病状が変化する中で本人の希望を叶えるケアを考案・実施した】【家族の協力により最期まで在宅で生活できた】【ケアを通して家族関係が紡ぎ直された】【長期的なグリーフケアに繋げる必要がある】【医療者間のチーム力により安心してターミナルケアができた】等の8つが可視化された。  2 事例の省察的な事例検討により、がん患者の意向に沿った在宅ターミナルケアとして、1.本人の病状の変化に伴う自身・家族に対する思いの変化を捉える、2.本人の生活信条・思いを尊重し人として穏やかに過ごせる時間を作る、3.本人の希望を叶えるケアを考案・実践する、4.ケアを通して家族関係を紡ぎ直す、5.長期的なグリーフケアに繋げる、6.医療者間のチーム力によりターミナルケアが実践できる体制をつくる、の6 つが明確化した。}, pages = {189--201}, title = {がん患者の意向に沿った在宅ターミナルケアの検討 ―2事例のがん患者の事例検討における省察より―}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {フジサワ, マコト and ワタナベ, キヨミ and オクムラ, ミナコ and アサイ, エリ and クロエ, ユリコ and マスイ, ノリコ} }