@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000601, author = {百武, 真理子 and Somiya, Mariko and 宗宮, 真理子 and Matsushita, Mitsuko and 松下, 光子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、診療所を利用している高齢患者への看護活動と診療所看護師の看護活動の観察結果から、中山間地域において高齢者が住み慣れた地域での生活を継続するための看護を明らかにすることである。  中山間地域に位置するA町B地域のC診療所を利用している2 組の夫婦(4 名)を受け持ち、看護を行う中で、4 名全員が住み慣れたB 地域で生活を継続したいという思いを確認した。その思いを踏まえて看護計画を立案した。それらの看護計画に基づいて実施した看護活動は、《患者の心身の健康維持・増進》《患者・家族の生活状況・思いの把握》《患者・家族の生活に合わせた支援》《患者・家族の楽しみや思いを踏まえた支援》《地域住民間のかかわり継続・増強》《患者や家族との関係性構築》《家族介護者の介護負担の軽減》であった。  C診療所に勤務する看護師3 名を対象に看護活動を観察し意図を確認した結果、上記の看護活動以外に《患者の安楽への支援》《意思決定支援》《多職種での連携・協働》《少ない資源の効果的・効率的な活用》《確実な診療の補助》に整理された。  中山間地域において高齢者が住み慣れた場での生活を継続するには、【限られた医療を前提とした心身の健康の維持・増進を図る看護】【今の生活を継続するため、生活や思いを反映させた看護】【家族や地域住民の支え合いや地域全体を視野に入れた看護】【地域の特徴や現在の体調を踏まえた意思決定を支援する看護】【長期的なかかわりを前提として患者や家族との関係性を構築する看護】【少ない資源を活用した効果的・効率的な看護】の6 つの看護を実践する必要がある。そしてこういった看護を展開する際には地域住民を巻き込むことで、これらの看護を通して中山間地域に住む高齢者が住み慣れた場で地域住民とのかかわりを持ち、楽しみや生きがいをもった生活が可能となる。}, pages = {177--188}, title = {中山間地域における高齢者の住み慣れた地域での生活を継続する看護の検討}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {ヒャクタケ, マリコ and ソウミヤ, マリコ and マツシタ, ミツコ} }