@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000599, author = {Kato, Yukari and 加藤, 由香里}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は、退院支援を先駆的に行う医療機関の退院調整看護師の活動の特徴と地域資源担当者の退院支援における関わりを明らかにし、患者と家族の思いに沿った退院支援に重要となることの検討を目的とした。  文献から選定したA 及びB 医療機関を先駆的医療機関とし、退院調整看護師2 人へ患者と家族の思いに沿った退院支援の現状を確認するため、半構造化インタビューを行った。退院支援活動の特徴は、【退院調整看護師等が患者の情報を多角的に知る】【患者・家族の退院後の生活を大切にする】【退院調整看護師が病棟看護師に協働を持ちかける】【退院調整看護師が早期から地域資源担当者と協働する】【リンクナースを育成する】等であった。  居宅介護支援事業所、地域包括支援センター及び訪問看護ステーションのそれぞれで、実践研究のフィールドであるX病院の患者が最も多く利用している事業所各1 人と、外来部門1 人の計4 人に対し、退院支援の関わりの現状を明らかにするため、半構造化インタビューを行った。退院支援における関わりで大事にしていることは、【患者・家族から思いを聴く】【病院看護師と情報共有し役立てる】【患者の意思を大切にして地域資源を導入する】【患者・家族が安心・満足できる療養生活を目指す】等であった。病院看護職への要望は、【患者の情報を得て相談したい】【患者・家族の退院後の生活を予測して関わってほしい】等であった。  患者・家族の思いに沿った退院支援に重要となることは、患者・家族の思いを時間軸を踏まえ直接的に聴き取ること、患者と家族が共に安心・満足できる退院後の生活を目指して、療養方法と地域資源について患者・家族と共に話し合うこと、入院早期からの病院看護職と地域資源担当者の積極的な協働と、協働する意識をもつこと、自部署、自施設における退院支援の課題を考え取組むことができる看護職を育成すること、であると考えられた。}, pages = {151--163}, title = {患者と家族の思いに沿った退院支援 その2 ―先駆的に退院支援を実践している退院調整看護師及び地域資源担当者の退院支援における関わりから―}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {カトウ, ユカリ} }