@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000592, author = {Hori, Rina and 堀, 里奈 and Kitayama, Mitsuko and 北山, 三津子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、就学後1 年までの時期に焦点を当て、家族のニーズに沿った支援の実践を通して、発達障害児の成長発達を支える家族支援を明らかにすることである。本稿では、家族のニーズとニーズに沿って整理した家族支援の課題を明らかにし、児の成長発達を支える家族支援の方向性を検討する。  児の母親4 名へのインタビュー調査と、児の家族18 名を対象とした質問紙調査を行い、家族のニーズを整理した。発達障害者支援を担う福祉部門の保健師ら(以下、グループ職員)と、家族のニーズを共有し、ニーズに沿った支援ができているか検討を行い、家族支援における課題を整理した。  その結果、インタビュー調査から、家族のニーズは、児の成長に沿って、出生後、療育開始後、就学先決定後、就学後と5 つの時期別に整理された。質問紙調査からは、【同じ悩みをもつ親との関わりは、悩みの共有や考え方を伝え合えるが、機会が得られない人がいるため、親同士の関わりを促す視点を様々な活動で取り入れる必要がある】等、4 つの家族の援助ニーズが整理された。グループ職員との検討会からは、当グループの家族支援の課題として【乳幼児期からの継続支援体制づくり】等、9 項目が明らかとなった。  家族のニーズは、時期による特徴とともに、育児に関わる困難と家族員の生活や健康が大きく影響し合うといった時期を超えたニーズの関連が明らかとなり、家族全体を捉えた支援の重要性が示唆された。  家族支援の課題と支援の方向性は、子育てをする基盤として、両親が協力し合う関係を築くための支援、関係機関で協働し、家族が感じる困難を軽減できるような支援体制、療育開始前後の家族支援の現状把握や支援者が抱える困難について、関係機関と共に検討する必要性が考えられた。}, pages = {61--71}, title = {発達障害児の成長発達を支える家族支援のあり方 その1 ―家族のニーズに沿った家族支援の課題―}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {ホリ, リナ and キタヤマ, ミツコ} }