@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000591, author = {Shigemoto, Sakiko and 茂本, 咲子 and Narama, Miho and 奈良間, 美保 and Matsuoka, Mari and 松岡, 真里 and Osuga, Michi and 大須賀, 美智 and Uehara, Akie and 上原, 章江 and Hanai, Fumi and 花井, 文 and Hashimoto, Yukari and 橋本, ゆかり}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、医療的ケアを必要とする子どもの在宅ケアを検討してから家庭で生活する時期において、家族が認識する『子どもと家族を主体としたケア』の特徴を明らかにすることである。  全国の病院および訪問看護ステーションを介して、医療的ケアを必要とする子どもの主な養育者を対象に、質問紙調査を実施した。  母親77 名から回答を得た。在宅ケアを検討してから家庭で生活する時期において、医療的ケアを必要とする子どもの家族の約9 割が、「医療者は親として尊重してくれる」「子どものケアに参加できている」ととらえていたが、「子どもの親としてだけでなく、一個人としてみてくれる」「親以外の家族員が尊重されている」と認識している家族は6 割だった。医療的ケアを必要とする子どもの家族が認識する『子どもと家族を主体としたケア』は、【子どもや家族の望みを尊重した取り組みがある】【子どもの状態やケアについての家族の見方や方法が尊重される】【親、家族、一個人であることが尊重される】【家族がチームの話し合いに参加する機会がある】【見方や気持ちを分かち合い、ケアについて一緒に考える機会がある】の5 因子、29 項目で構成された。  本研究により、家族の視点からみた『子どもと家族を主体としたケア』の特徴が明らかになった。医療的ケアを必要とする子どもや家族が、自分たちの見方や望みが尊重されていると感じられること、すなわち、自らが主体という感覚がもてるような関わりが求められていることが示唆された。在宅ケアを検討してから家庭で生活する時期において、家族全体をみて、子どもや家族の見方や気持ちを分かち合い、一緒に考えながら将来に続いていく家族のありようを支えるケアを実践していくことが重要である。}, pages = {49--59}, title = {医療的ケアを必要とする子どもの家族が認識する『子どもと家族を主体としたケア』の特徴 ―在宅ケアを検討してから家庭で生活する時期に焦点を当てて―}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {シゲモト, サキコ and ナラマ, ミホ and マツオカ, マリ and オオスガ, ミチ and ウエハラ, アキエ and ハナイ, フミ and ハシモト, ユカリ} }