@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000589, author = {Hattori, Sachiko and 服部, 佐知子 and Yamamoto, Mami and 山本, 真実 and Fuse, Keiko and 布施, 恵子 and Matsuyama, Kumi and 松山, 久美 and Ozeki, Maiko and 尾関, 麻衣子 and Okumura, Minako and 奥村, 美奈子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、AYA世代でがんを患う人々への支援において、医療機関の看護職が心がけていることと、支援における困難さを明らかにすることである。  調査方法は、A県下で地域の小児がん診療を行う連携病院及び小児がん患者等の長期療養体制強化のための連携病院に勤務し、AYA世代の人々への支援の経験がある看護職を対象としたグループインタビューである。  A県内での地域の小児がん診療及び長期療養体制強化を担う連携病院の2 施設で研究参加に同意が得られた7 名の看護職にインタビューを実施し質的帰納的分析を行った結果、看護職が支援において心がけていることは【思春期から青年期前半の特徴を捉えた関わり】【患者自身が治療を納得して受けられるような関わり】の2 つのカテゴリに分類された。看護職が支援において困難さを感じていることは【発達段階に合わせた支援の難しさ】【家族を含めた支援の難しさ】【学校の支援体制が分からない中で情報共有し連携することの難しさ】を含む7 つのカテゴリに分類された。  AYA世代は、親から自立し、アイデンティティを確立していく過渡期であることや、進学・結婚などのライフイベントを経験していくといった変化の渦中にある。そのため、がんを患うことでAYA 世代特有の多様な課題を抱える。看護職は、AYA 世代の看護において、AYA 世代の特徴を捉えた関わりや、患者が納得して治療を受けられるように心がけていた。そして看護職は、支援において学校生活が見えにくいことによる学校との連携の難しさを感じていることや患者の思いと家族の思いの双方を捉えて支援していくことが明らかとなった。}, pages = {27--36}, title = {がんを患うAYA世代の人々への支援において看護職が心がけていることと困難さ}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {ハットリ, サチコ and ヤマモト, マミ and フセ, ケイコ and マツヤマ, クミ and オゼキ, マイコ and オクムラ, ミナコ} }