@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000045, author = {藤澤, まこと and Fujisawa, Makoto and Takahashi, Tomoko and 髙橋, 智子 and Sugino, Midori and 杉野, 緑 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {医療サービス利用者の意向に沿った退院後の療養生活を見据えて、入院時から計画的支援が実践できる看護職者を育成するための「退院支援研修プログラム」を試行し、利用者ニーズを基盤とした退院支援の質向上に向けた人材育成モデルを開発する。なお、本研究における「退院支援研修プログラム」は、講義・ワークショップ、訪問看護ステーションでの実地研修、退院支援担当部署での実地研修、退院支援の取り組み・事例検討、リフレクションを含む。  A 医療機関の研修参加者8名が、看護大学での講義・ワークショップ(ベーシック研修) を受講し、退院支援の意義や社会資源等の知識を修得した。訪問看護ステーション実地研修(1日間) では病棟で受け持った患者を訪問し、在宅での生活状況を把握した。退院支援担当部署での実地研修(1日間) では面談や多職種との連携の実際を体験し、退院支援担当部署と協働で支援を行う必要性を理解した。その後自部署で取り組んだ事例の事例検討を行った。各自1事例以上に取り組んだ5か月後に1回目のグループインタビューを行い、知識の修得・意識の向上等の成果を把握した。また、試行1年後のリフレクション(フォローアップ研修受講) を終えた1年5か月後に2回目のグループインタビューを行い、退院支援プログラムの成果・課題を把握した。  「退院支援研修プログラム」の試行により、退院支援に必要な知識の修得、入院時から退院後までの支援の継続、多職種連携の重要性等の理解ができ、それらを踏まえ利用者の意思を尊重した取り組みにつながることが確認できた。利用者ニーズに即した支援としての評価が課題であり、退院後の患者・家族の意見や生活状況を把握できるよう、退院支援研修プログラムの内容の改善を検討する。また、病棟・院内全体の組織的取り組みへの発展に向け、管理者等も含めた検討が必要である。}, pages = {63--73}, title = {利用者ニーズを基盤とした退院支援の質向上に向けた人材育成モデルの開発(第2報) -退院支援の課題解決に向けた看護職者への人材育成の方策の試行-}, volume = {16}, year = {2016}, yomi = {フジサワ, マコト and タカハシ, トモコ and スギノ, ミドリ and クロエ, ユリコ} }