@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000040, author = {Yamada, Yoko and 山田, 洋子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、予防的支援を実践できる看護職に必要な能力と学士課程卒業時の到達目標を明らかにし、その能力を培う教育内容を提言することである。  先行研究により導出した「看護職が発揮している予防機能」をもとに、予防的支援を実践できる看護職に必要な能力案(以下、能力案とする) を提示し、これに対する看護職の意見を聴取し、予防的支援を実践できる看護職に必要な能力を明確にした。予防的支援を実践した経験を有する看護職10名を対象とした質問紙調査と、日常業務とは異なる状況下で予防的支援が求められる災害支援活動を経験した看護職3名を対象とした面接調査を実施した。  能力案は、質問紙調査の対象の看護職10名中8名、面接調査の対象の看護職3名から支持された。面接調査より、災害支援活動における予防的支援に必要であった能力は、能力案の全14項目に包含されることを確認した。学士課程卒業時点での修得をめざす予防的支援を実践できる看護職に必要な能力は、「予防的支援の前提であり看護の基本として必要な能力」「先を予測し取り組むべき問題を判断する能力」「予測される問題に対して対象のもてる力を高めることにより対応する能力」「予測される問題に対応するために必要な方法・体制をつくる能力」「予防的支援にかかわる力量を自ら高めていく能力」の5項目とその下位項目として学士課程卒業時の到達目標14項目から構成された。  これらの能力を学士課程において培うためには、予防的支援の基本となる事項を精選して教授することが必要である。具体的な教育内容としては、時間軸を意識して対象を捉え問題を予測できるようにすること、並びに予防的支援の対象を重層的に捉えて援助を展開する基本を伝えることが重要である。}, pages = {3--14}, title = {予防的支援を実践できる看護職に必要な能力と学士課程卒業時の到達目標}, volume = {16}, year = {2016}, yomi = {ヤマダ, ヨウコ} }