@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000355, author = {Matsushita, Mitsuko and 松下, 光子 and Mori, Hitomi and 森, 仁実 and 石丸, 美奈 and Tsubouchi, Mina and 坪内, 美奈 and Yonemasu, Naomi and 米増, 直美 and 三浦, 一恵 and Hishida, Kazue and 菱田, 一恵 and Ohi, Yasuko and 大井, 靖子 and 岩村, 龍子 and Iwamura, Ryuko and Ishii, Yasuko and 石井, 康子 and Kitayama, Mitsuko and 北山, 三津子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {「看護とは何か」を学びはじめたばかりの学生に保健婦の家庭訪問援助事例を用いて行った少人数教育で, 看護について何を伝えることができたかを明らかにし, そのことを通し, 保健婦活動を素材に伝える「看護とは何か」の考えを整理することを目指した. この授業は, 保健婦経験のある教員が, 学生が事例から感じ・考えたことを引出しつつ, 教員自身の看護の考えを, 実践経験を交え伝えた.  学生のレポートおよび教員の記録から, 事例の保健婦の援助で学生に印象に残った場面とわかりにくかったところ, 教員が考えを伝えるために取り上げた保健婦の援助と伝えたこと, 学生が看護について学んだことを取り出し, 分類整理した.  その結果, まず, 対象の主体性・主体的問題解決を支える援助の方法, 援助における対象理解, 援助関係・信頼関係づくりは, 全教員8名が伝え, 学生79名中各72名, 40名, 67名が印象に残った場面に, 57名, 49名, 37名が学びに挙げた. 援助計画の重要性, 生活の営みに即した援助も2名が伝え, 4名と20名以上が場面に, 13名17名が学びに挙げた. 次に, 家族を単位とした援助に関することは, 全教員が伝え, 場面・学び両方に多くの項目が挙がった. 他職種とのかかわりの大切さは, 6名が伝え, 53名が場面, 14名が学びを挙げた. さらに, 人数は少ないが, 援助対象は住民すべてであること, 保健婦活動の特徴として長期にわたる活動であることを教員に伝え, 学生が学びに挙げた. 潜在ニーズへの対応や活動環境をつくること, 責任の重さも学びに挙がった.  以上から, 看護職が対象とかかわる際に基本となること, 家族, 他職種, 地域へと広がる援助の視野, 看護職の責任性, 自律性, 社会的役割の拡大といった, 看護の基本的理解として重要な項目を伝えたことを確認した. また, この時期の学生の看護を学ぶ力が確認できた. 保健婦活動だからこそ伝えられる看護の基本は, 厳しく問われる対象者との関係性, 生活者である人間を支える広がりと厚みのある看護, 社会の中で役割と可能性を広げる自立した専門職の姿と考える.}, pages = {7--17}, title = {看護学の学習初期の学生に保健婦の家庭訪問援助事例を用いて伝えた「看護とは何か」}, volume = {1}, year = {2001}, yomi = {マツシタ, ミツコ and モリ, ヒトミ and イシマル, ミナ and ツボウチ, ミナ and ヨネマス, ナオミ and ミウラ, カズエ and ヒシダ, カズエ and オオイ, ヤスコ and イワムラ, リュウコ and イシイ, ヤスコ and キタヤマ, ミツコ} }