@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000233, author = {Kuzuya, Reiko and 葛谷, 玲子 and Ishikawa, Kaori and 石川, かおり}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、入院3ヵ月以上1年未満に退院した患者を対象に行われた看護内容を明らかにし、更なる長期入院患者を生み出さないための示唆を得ることである。  研究対象者は、急性期治療病棟を有している病院に勤務する看護師10名であった。対象者に、入院3ヵ月以上1年未満で退院した事例を想起してもらい、実践した看護に関する半構成的面接を行った。1回につき1時間程度の面接を行い、対象者の許可を得て面接内容を録音し、逐語録を作成した。逐語録を熟読し、実施された看護の内容を類似と差異の観点から比較検討し、グループ化とカテゴリ化の作業を段階的に行った。そして、実施された看護の内容と入院期間との関連を検討し図式化した。  分析の結果、看護の内容は、【患者に寄添う姿勢】、【入院期間を考慮したケアの点検】、【患者のセルフケア能力に応じた生活のサポート】、【患者の意思・自己効力感の支持】、【家族支援・連携】、【専門職連携】の6つの最終カテゴリに集約された。  明らかとなった看護内容の特徴から急性期治療期間の3ヵ月を超過した患者の入院長期化防止を目指すために、今後の方針の再検討をすることや治療上の理由以外で退院が延期しないよう確認し合うなど入院期間を考慮してケアの点検を行うこと、退院を焦らせない時期と退院を推し進める時期を見極めて援助すること、入院期間が3ヵ月を超過することが予想される患者には社会資源の利用を早期から検討することが必要な看護として示唆された。}, pages = {29--39}, title = {精神科急性期治療期間を超過した患者の入院長期化を防止するための看護}, volume = {13}, year = {2013}, yomi = {クズヤ, レイコ and イシカワ, カオリ} }