@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000215, author = {Furuzawa, Yukie and 古澤, 幸江 and Konishi, Michiko and 小西, 美智子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、病棟看護師が患者が主体的に健康回復に取り組めるように患者と協働して看護計画を立案できる看護実践能力を育成する方法と看護師長の役割を明らかにすることである。  研究対象は、A病院a病棟の看護師28名のうち同意が得られた者、研究期間内に入院しコミュニケーションが可能で研究同意が得られ、主治医の許可が得られた患者とした。また筆者は、A病院a病棟の病棟師長であり看護師とともに本研究の看護実践を試みる。  方法は、患者と協働して立案する看護計画の進め方についての事前学習会、患者と協働して看護計画を立案する際の課題を検討し、その対策を共有するための課題学習会及び協働立案した看護計画を活用した事例学習会を開催した。また学習会と連動させ、看護師は患者と協働で看護計画を立案し、看護実践を行なった。看護師の思い・気づき・学びを確認するために研究終了時に看護師に質問紙調査を実施した。  その結果、看護師は患者と協働で看護計画を立案したことで「患者に深く関わる看護ができた」と実感でき、患者は療養生活に前向きな姿勢となった。  これは看護計画に患者の生活を支援する視点を取り入れ、患者の意欲を引き出す支援を行なったこと、さらに事前学習会・課題学習会・事例学習会を循環させ、学習会が実践の課題を見出し共有し、事例を活用し目指す看護を問うことで看護師自身の看護を再考する機会となり、看護を実感できることに繋がったと考えられた。そして看護師長が看護師に看護を問い、意図的な介入を行なうことでその効果を相乗させ、それが看護実践能力の育成につながったと考える。}, pages = {87--96}, title = {患者と協働して看護計画を立案できる看護実践能力の育成}, volume = {14}, year = {2014}, yomi = {フルザワ, ユキエ and コニシ, ミチコ} }