@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000213, author = {岩村, 龍子 and Iwamura, Ryuko}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、看護職の主要な所属機関である病院、保健所・市町村、訪問看護の3分野の災害対応における実践活動から、3分野を統合した看護職が果たす役割・機能と必要な能力を明らかにすることである。  災害対応の実践活動を扱う22文献の記載内容と文献の著者である看護職等11名へのインタビューにより、所属施設別・災害時期別の「活動方法・内容」と「基盤となった考え・大事にしていること」を整理し、そのまとまりごとに内容を読み込み、看護職の役割・機能と必要な能力を抽出した。  災害時期別の看護職の役割・機能を3分野統合し分類した結果、準備期5件、急性期8件、亜急性期~慢性期9件の総計22件となった。災害対応に必要な能力は、3分野統合の役割・機能の分類別に整理し、その意味内容により127の能力に分類された。さらにこの能力分類を、役割・機能の枠組みをはずし、内容の類似性により分類した結果、中分類20、「災害対応における看護職の役割・責任を認識し研鑽や備えに取り組む能力」、「支援ニーズに関わる情報収集・アセスメントに基づき援助する能力」等の6つの大分類となった。  災害対応における役割・機能や能力を分野を統合して捉えることで、平常時を含めて看護職が果たすべき多様で幅広い役割・機能とそのために必要な能力が明らかになり、支援ニーズに応じて役割・機能を開発していく看護のあり様から、看護の役割・機能の多様性やその発展の可能性を示すことができた。  また、活動分野に拘らず看護職として必要な能力を明示したことは、基礎教育のあり方の検討に示唆を与えるものとなろう。}, pages = {61--72}, title = {災害対応における看護職が果たす役割・機能と役割・機能を発揮するために必要な能力}, volume = {14}, year = {2014}, yomi = {イワムラ, リュウコ} }