@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:02000092, author = {藤澤, まこと and Fujisawa, Makoto and Kato, Yukari and 加藤, 由香里 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子 and Hashimoto, Mayuri and 橋本, 麻由里 and Tanabe, Michiko and 田辺, 満子 and Sugino, Midori and 杉野, 緑 and Shibata, Machiko and 柴田, 万智子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究では、8年間「利用者ニーズを基盤とした入退院支援の質向上に向けた看護職者への教育支援(研修プログラム)」の成果を明確化し、入退院支援の質向上に向けた人材育成のあり方を検討することを目的とする。  8年間施行した「研修プログラム」に看護師を派遣した看護部長、および研修修了者を対象に質問紙調査を実施した。調査内容として、看護部長には、研修の成果、研修に看護師を派遣した理由等、研修修了者には、研修の学び、実践された入退院支援の活動等を提示した。分析方法は、評定法の部分は単純集計し、自由記載の部分は意味内容の類似性に従い質的に分析した。  看護部長16名から回答が得られ(有効回答率37.2%)、看護師を研修に派遣した理由としては、【入退院支援の質の向上を図る】等の5つ、スタッフの入退院支援の看護実践の変化としては【患者・家族の思い等を聴き意思決定支援ができる】等の6つがあった。  研修修了者27名から回答が得られ(有効回答率40.3%)、利用者ニーズを捉えるための実践として【患者の思いを聞き意思を尊重する】等の9つ、実践された入退院支援の活動として【スタッフの退院支援をサポートする】等があった。  研修目的と回答内容から研修プログラムの成果を検討し、利用者ニーズを確実に捉えて入退院支援の課題を明確化すること、多職種と協働し患者・家族の思いに沿った意思決定支援ができること、スタッフの入退院支援に関する知識・意識を向上させること、多職種による組織的検討を活用した入退院支援体制を構築すること、および定期的なリフレクションにより入退院支援の課題解決の方策を改善することの5つの入退院支援の看護実践能力が向上できることが明確になった。入退院支援における人材育成として、中核となる看護職者の育成と、その主体的活動を支援する管理者による教育支援体制の整備が重要である。}, pages = {41--52}, title = {利用者ニーズを基盤とした入退院支援の質向上に向けた看護職者への教育支援の成果 ―8年間の入退院支援教育プログラムの施行より―}, volume = {24}, year = {2024}, yomi = {フジサワ, マコト and カトウ, ユカリ and クロエ, ユリコ and ハシモト, マユリ and タナベ, ミチコ and スギノ, ミドリ and シバタ, マチコ} }