@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000174, author = {藤澤, まこと and Fujisawa, Makoto and Watanabe, Kiyomi and 渡邊, 清美 and Kato, Yukari and 加藤, 由香里 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {医療サービス利用者の望む療養生活が継続できるためには、医療機関における退院支援の質向上が求められる。医療機関の退院支援の質向上を目指すために、A 県内の医療機関における退院支援の取り組みや困難等を含む現状を明らかにし、退院支援の充実に向け取り組むべき方向性という点から課題を検討する。  調査期間を2017 年4 月10 日から5 月10 日とし、A 県内の102 の医療機関の看護職者を対象に質問紙調査を行い、看護部長26 名(回収率25.5%)、退院調整看護師22 名(回収率21.6%)より回答を得た。回答の自由記載内容を意味内容ごとに分類した。  看護部長の回答結果による院内の退院支援の充実に向けた取り組みは【入院決定時から退院後まで確実な退院支援が実践できる取り組みをする】等の5 つに分類され、スタッフ教育の取り組みは【自施設に即したスタッフ教育を実施する】等の4 つに分類された。退院支援の課題は【病棟スタッフによる退院支援の充実が必要である】等の6 つに分類された。  退院調整看護師の回答結果による退院支援の充実に向けた取り組みは、【スタッフの退院支援の実践を支援する】等の8 つに分類され、患者・家族への支援のなかでの困難さは【患者・家族への意思決定支援が難しい】等の7 つに、スタッフ教育の困難さは【退院後の療養生活を見据えた退院支援の実践が難しい】等の4 つに分類された。  A 県内の医療機関における退院支援の現状より、退院支援の充実に向け取り組むべき方向性としての課題は、①患者・家族のこれまでの人生や今後の生き方への意思を捉え、患者・家族の意思決定に沿った計画的・継続的支援が必要、②患者・家族の多様なニーズに継続的に応えるための多職種連携・看看連携の強化が必要、③退院後の療養生活のイメージ化を図るための実地研修・事例検討を含めた継続的な教育支援が必要、④退院支援に関する委員会の活動の充実による退院支援体制等の整備が必要、の4点であると考える。}, pages = {87--98}, title = {利用者ニーズを基盤とした退院支援の質向上に向けた人材育成システムの構築(第1報) ─ 医療機関の看護職者が取り組む退院支援の課題の明確化 ─}, volume = {19}, year = {2019}, yomi = {フジサワ, マコト and ワタナベ, キヨミ and カトウ, ユカリ and クロエ, ユリコ} }