@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000173, author = {Yamada, Yosiko and 山田, 吉子 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は、入院糖尿病患者および外来通院糖尿病患者への聴き取り調査を通して、長期療養を必要とする糖尿病における病気の思いと看護師に求めるケアを明確にすることを目的とした。  糖尿病患者が求めるケアを把握するために、自施設の入院糖尿病患者17 名(糖尿病教育入院)および外来糖尿病患者21 名(生活習慣病指導外来)に糖尿病についての思い、自己管理において困難なこと、看護師に求めるケアについて聴き取り調査を行った。  入院糖尿病患者・外来糖尿病患者の糖尿病についての思いは、【糖尿病を診断されたときの思い】【糖尿病についての今の思い】、自己管理において困難なことは、【自己管理の困難さ】【取り組んでいる自己管理】【取り組もうと思う自己管理】、看護師に求めるケアは、【看護師から十分な説明や指導が受けられると安心する】【医療者と話をしたり指導を受けられるとよいと思う】【声をかけ受け止めて個別に対応してほしい】【ケアや処置を一生懸命してくれると嬉しい】【入院中に困ったこと】に分類できた。  糖尿病における病気の思いには、不安、悲嘆、糖尿病・合併症の怖さ、糖尿病を知られたくない思い、過去の生活を悔やむがあることが明らかにされた。これらの思いを抱きながらも、糖尿病の療養法に対しては工夫した自己管理方法を取り入れていたなど様々な取り組みを行っていた。そのような日常生活であるからこそ、看護師に求めるケアとしては思いを話せることや適切な説明などをゆっくり聞きたいことを求めていると考えられた。  そのため、糖尿病とともに生きる患者の支援においては、病気に対する思い、日常生活における思い、医療者に求める思いを聴き取り、受け止める姿勢を持ち糖尿病患者の日常生活を把握した上で、適切な学習支援を行い、糖尿病とともに生きる患者の支持的支援を提供していくことに努めていくことが重要であると考えられた。}, pages = {75--85}, title = {急性期病院における糖尿病看護の充実 ~入院・外来糖尿病患者の思いに焦点をあてて~}, volume = {19}, year = {2019}, yomi = {ヤマダ, ヨシコ and クロエ, ユリコ} }