@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000171, author = {Hattori, Sachiko and 服部, 佐知子 and 服部, 律子 and Hattori, Ritsuko}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、X 町の幼い子どもをもつ養育者の『ホームケア能力』に関する実態を把握し課題を明らかにすること、そしてその課題から必要な支援方法を検討することである。  方法は、養育者の『ホームケア能力』の実態や課題を明らかにするために質問紙調査を行った。質問紙は、「基本属性」、「子どもの体調管理について」、「養育者の発熱に対する認識や対応について」、「子どもの身近な病気へのホームケアに対するニーズについて」の4 つの大項目から構成した。なお、調査用紙はX 町に住む0 〜3 歳の子どもをもつ養育者112 名に配布し、79 名から回答が得られた。  調査の結果、7 割以上の養育者は、子どもが病気にかからないように普段から体調管理に気をつけていることが明らかになった。また、8 割以上の養育者が発熱および鼻水や咳などの風邪症状があると病院を受診すると答えていた。くわえて、病院へ連れて行こうと思う体温については、4 割の養育者が37.5 〜37.9℃と考え、5 割以上の養育者が「どのくらいまで熱が上がるのか心配になる」と不安になることが示された。そして、子どもが熱を出したときには「体を冷やした(32.9%)」などの解熱を中心としたケアを行っていることがうかがわれた。  以上の結果から、発熱に対する正しい知識提供を行い、発熱に対する不安の軽減を図ることが支援のひとつと考えられた。また同時に、発熱以外の症状も観察し、全身状態を判断できるように実践的な対処方法を身につけることも必要だと考えられた。なお、調査では、9 割以上の養育者はこれまでにホームケアについて学ぶ機会がなかったと答えており、本研究での実践には、子育て支援の観点からも社会的意義があると考察された。}, pages = {53--62}, title = {子どもの身近な病気に対する養育者のホームケア能力を育む支援のあり方 ~養育者のホームケア能力を育むための支援方法の検討~}, volume = {19}, year = {2019}, yomi = {ハットリ, サチコ and ハットリ, リツコ} }