@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000134, author = {Okumura, Minako and 奥村, 美奈子 and Fuse, Keiko and 布施, 恵子 and Asai, Eri and 浅井, 恵理 and Usami, Rika and 宇佐美, 利佳 and Mori, Hitomi and 森, 仁実}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、看護師が捉えた外来化学療法を受けている高齢がん患者が抱える困難や課題と、看護師が実施している支援を明らかにし、外来化学療法を受けている高齢がん患者が安定して療養生活を送るための支援について検討することである。  調査方法は、医療機関の外来化学療法部門および患者相談室や地域連携部門に所属している看護師を対象にした面接調査である。  A県下の5 カ所の医療機関に所属する12 名の看護師に面接を実施した結果、外来化学療法を受けている高齢がん患者が抱える困難は【老性変化に伴うセルフケアの困難さ】【独居に関する内容】【治療を受ける認知症患者に関する内容】を含む10 のカテゴリに分類された。看護師が高齢者の特徴を捉えて実践している支援については、【高齢者がその人らしく生活するための支援】【治療が安全かつ安楽に受けられるための支援】【安全に負担なく通院できるための支援】【自宅での療養が適切に実施できるための支援】【患者や家族の思いを捉え、困難な状況の緩和を図る支援】【生活基盤の安定を図る支援】の6 つのカテゴリに分類された。また、外来化学療法を受けている高齢がん患者の安定した療養生活に必要な支援や課題は、【在宅療法を支援する公的・私的資源の活用】【交通手段への対応】を含む13 のカテゴリに分類された。  外来化学療法を受けている高齢がん患者が安定した療養生活をおくるためには、看護師をはじめ医療チームのメンバーが高齢がん患者の困難や苦悩を理解し、患者がその人らしく生活できるよう支援することを基本姿勢として共有する必要がある。そして、医療機関において安全かつ安楽に治療が受けられる体制を整え、患者の能力に応じたセルフケア支援を実施するとともに、かかりつけ医との連携強化や社会資源が効果的に活用できるように支援することが重要である。}, pages = {77--87}, title = {外来化学療法を受けている高齢がん患者への看護の検討 ─看護師の面接調査を通して─}, volume = {18}, year = {2018}, yomi = {オクムラ, ミナコ and フセ, ケイコ and アサイ, エリ and ウサミ, リカ and モリ, ヒトミ} }