@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000130, author = {Shibata, Machiko and 柴田, 万智子 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {患者・家族の思いおよび糖尿病療養支援にかかわる看護師が抱いている思い(困難感)を把握したうえで、糖尿病患者とその家族の糖尿病療養支援の特徴や現状を踏まえ、入院から退院後の在宅療養までの糖尿病療養支援体制の課題を明確にするとともに課題解決のための支援プロセス(案)を考案することを本研究の目的とした。  病棟看護師が実践した糖尿病療養支援内容の分析から抽出された課題と患者・家族の思い、及び実践を行った看護師の思い(困難感)の照合により糖尿病療養支援の課題が明確になった。  明確になった課題は、①「治療方針や療養指導の方向性についての確認を医師とどのように行うとよいか検討が必要」②「視力や巧緻性・認知機能・IADL・療養生活状況・身体活動量・患者の思い等のアセスメントについて検討が必要」③「主病名が糖尿病でない場合の療養支援の提供方法についての検討が必要」④「家族の状況・関係性・協力の意志・対応能力・思い等を把握し、治療や療養法の調整を行うことについて検討が必要」⑤「患者・家族に退院前面談を行い不安や思い、課題を把握し、退院前支援を行うと共に、外来看護師と情報共有することで継続支援に繋がるよう支援方法の検討が必要」といった5 つの課題であった。  これらの課題と患者・家族の思いを踏まえて、カンファレンス等で検討を重ねた結果、課題解決のために必要な対応を基盤にした支援プロセスの考案に繋がった。  支援プロセスには、患者・家族の内面(思い、不安、負担感)の理解、療養生活についての理解が深められる情報収集内容と方法の見直し、病棟と外来の継続的な支援、病棟看護師及び専門職種の役割の明確化の視点が重要であり、今後、これらに基づいて支援プロセスを作成及び活用によって、療養生活の継続支援体制の充実に繋がると考えられた。}, pages = {27--37}, title = {糖尿病における療養生活の継続支援体制の充実 ─課題の明確化と支援プロセスの考案─}, volume = {18}, year = {2018}, yomi = {シバタ, マチコ and クロエ, ユリコ} }