@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000129, author = {Watanabe, Kiyomi and 渡邊, 清美 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {研究目的  回復期リハビリテーション病棟において患者・家族の意向を尊重し、退院に向けた方向性を確認しながらすすめることができる退院調整プログラムの開発を基盤として、退院支援体制の充実に取り組む。その取り組みを通じて、退院調整プログラムの意義と退院支援の充実について検討する。 研究方法  在宅療養に向けた退院調整プログラムを考案し、多職種間で共有した後、取り組みを実施する。実施した退院調整プログラムの取り組みに関する成果の把握とプログラムの修正をする。 結果  1.退院調整プログラムについて2 つのパターン(他院からの転院・自施設からの転棟)を考案した。退院調整プログラムには、他院から転院する場合の情報収集方法(病院訪問)、患者・家族を交えた定期的な面談、多職種が参加するケアカンファレンス等を取り入れた。  2.退院調整プログラムを実施した事例(5 事例)では、患者・家族の思いや意向を確認し、その意向に沿った療養生活に繋げることができた。  3.当該取り組みに関して多職種の意見(質問紙調査)では、退院調整プログラムの実施に関して、患者・家族による納得した退院、患者・家族の思いの理解の重要性、多職種との目標の共有等の意見が得られた。 考察  退院調整プログラムを基盤として退院調整をすすめることは、患者・家族の意向を尊重し方向性を共有しながら進めることが可能である。また、多職種がケアカンファレンス等で情報共有し、チームとして協働して関わり、患者・家族との面談を繰り返し、思いや希望を受けとめ、目標を確認するとともに、退院後の継続的な関り方を検討することが重要であると考える。  在宅療養に向けた看護のあり方は、患者中心の視点を持ち、多職種との協働と連携を進めながら、在宅療養に向けた退院支援及び調整を行い、退院後の生活を捉え在宅療養の可能性を見出すことである。}, pages = {15--26}, title = {回復期リハビリテーション病棟における在宅療養に向けた退院調整プログラムの開発を基盤とした退院支援体制の充実}, volume = {18}, year = {2018}, yomi = {ワタナベ, キヨミ and クロエ, ユリコ} }