@article{oai:gcnr.repo.nii.ac.jp:00000104, author = {岩村, 龍子 and Iwamura, Ryuko and 大川, 眞智子 and Ohkawa, Machiko and Tanabe, Michiko and 田辺, 満子 and Aida, Takashi and 会田, 敬志 and Ozawa, Kazuhiro and 小澤, 和弘 and Matsushita, Mitsuko and 松下, 光子 and Kuroe, Yuriko and 黒江, ゆり子}, issue = {1}, journal = {岐阜県立看護大学紀要, Journal of Gifu College of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究では、われわれの先行研究結果である本学卒業者の看護実践能力獲得状況および影響した現任教育等と、これらの結果を提示して捉えた就業施設の教育担当看護職の意見から、学士課程卒業者の支援ニーズを明らかにし、大学と就業施設が協働して取り組む生涯学習支援のあり方を検討した。  卒業者は、卒後1-2年目は、看護実践の自立・自律に向けた支援や、自己・実践の振り返りへの支援、心理面への支援を必要とした。卒後3-5年目は、チームでの看護実践や部署の役割遂行を支える幅広い研修や新人指導等の役割遂行への支援を必要とし、特に4-5年目以降は、リーダーシップや人材育成について学ぶことや、大学院進学等のキャリアマネジメントに関する支援を必要とした。さらに卒後6-9年目は、部署の課題解決のための取組みや研究、およびワーク・ライフ・バランスを取り看護実践を継続するための支援を必要とした。  このような支援ニーズに対し、就業施設では集合研修とOJT(On the Job Training)により、よりよい実践を行うことの支援、卒後3年目以降は部署での役割遂行やチームでの実践の体験を通した支援が必要である。大学では、卒業者同士や教員・在学生を交えた交流会、研究支援、および研修会等の大学の生涯学習支援に関する事業や大学院教育を活用し、心理面への支援を含めて実践の充実・改善やキャリアマネジメントを支援する必要がある。また、これらの支援は、大学と就業施設が卒業者の成長の状況や現任教育についての情報交換・意見交換を行いながら実施し、さらに卒後3年目以降は、大学・施設が双方の立場で大学の生涯学習支援に関する事業の活用を促し、自らが描くキャリアマネジメントを支援する必要がある。加えて、これらの支援は卒業者本人が自分で考え選択し取り組むことを支援するものであり、適切な時期に看護実践を自ら振り返る機会を包摂する必要がある。}, pages = {75--84}, title = {大学と就業施設の協働による学士課程卒業者への看護生涯学習支援のあり方}, volume = {17}, year = {2017}, yomi = {イワムラ, リュウコ and オオカワ, マチコ and タナベ, ミチコ and アイダ, タカシ and オザワ, カズヒロ and マツシタ, ミツコ and クロエ, ユリコ} }